次はTether Limited社のUSDT問題

 

こんにちは。kiyoshiptoです。

まぁこれでもかってくらいに問題が明るみになりますねー。もう既知の事実じゃんって話なんですが、このタイミングでこういうのが出てくるのってまだ下げ足りないって事なんですかね?もうお腹いっぱい感あるんですけど。。

 

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こちらがUSDT/USDのチャートになります。

引用はこちら↓です

USDT USD チャート-Investing.com

 

 

USDTって?

簡単に言うとアメリカドルと同一価値を持つ仮想通貨です。円を基軸とする日本では使う人が少ないのかもしれませんが、USDは世界No.1の基軸通貨です。こいつと連動する仮想通貨って便利ですよね?

例えば利益確定させたくないタイミングだけどBTC下げそうだし、一旦別の通貨に換えたいなーっていう需要って結構あると思うんですよね。普通にUSDに換えちゃえば税金が発生しますが、USDに連動する仮想通貨であるUSDTに換えておけば税金は発生しませんから。そういうニーズに応えるためにUSDTは使われてきました。

何が問題なの?

USDTはBitfinex社の子会社であるTether Limited社が開発した仮想通貨です。冒頭のチャートを見ると、何かUSDTの価格が1ドルを下回って髭がビュンビュンなってますよね。このタイミングでTether社と監査法人であるフリードマンLLPとの関係解消?という情報が流れたようです。

USDT問題は以前から事あるごとに取り上げられてきました。BTCの価格操作があったんじゃないか?って。そういう疑惑を解消するために監査法人にTether社の監査を依頼していたんです。USDTを発行したらその分のUSDをTether社は保有するというのが謳い文句なのですが、今日、このUSDTの発行量の上限である22.5憶USDTが発行され切ったようです。円換算するとおよそ2500億円分のUSDTが発行されたことになり、Tether社は発行量と同額のUSDを保有していることになります。

ここで沸いてくる疑問が、この発行されまくるUSDTをいったい誰が買っているんだ?って疑問です。昨年から噂されていたのが、Bitfinex社がTether社が発行したUSDTを使ってBTCを買い上げていたんじゃないか?って噂です。要はUSDTは湯水のごとく発行されBTCを買うために既に使われてしまっているのでは?という疑惑です。もしそうだとすると発行量と同額のUSDをTetherは果たして持っているのか?という疑問が沸いてくる訳です。

タイミングがタイミングなだけに監査法人との契約打ち切りの噂も重なってUSDT疑惑が一気に盛り上がったみたいです。

いろいろ調べて書いているつもりですが、もし認識違いなどあったらすみません。ご容赦ください(汗)

このタイミングで悪材料が

せっかく戻りを試そうというタイミングでこういうのが出てきてしまうとマインド冷え込みますよねー。なんちゅーかタイミングを見計らってたんじゃ?って思っちゃいます。

もっと下を見せたいって事ですか?って感じすら受けます。

昨日の方針で日足チャートが上向けば買いが集まるんじゃ?って書きましたが、この問題は全く全容が見えません。このまま何事もなくトーンダウンしていく可能性もありますし、コインチェック問題とは比べ物にならないくらい大きな問題になる可能性も秘めています。

今後の投資スタンス

もうちょっとすっきりした状態で買いを入れたいんですよね。噂が噂を呼んで雪崩が起こるような状況になるならそのタイミングが買いなんです。本当は。ほんとに悩ましいです。でもETHとか動きが気になってしょうがない。BCHも気になるし。

大きな問題になるのかならないのかはっきりするまでは積極的に買いを入れるのは控えたいですねー。既に買い始めてしまいましたが、買った分はいったん閉じることも考えようと思っています。BTCの動きもじわじわ下向き始めていますし、日足が陽線を引くまでは静観するのが賢い気がします。

最後に

 

 

買い出動するとしても枚数は少なめにしておく方が良い気がしています。もしUSDT問題がそれほど波及せずに戻りを試すのであれば、それを確認してからでも遅くないですから。。コインチェック問題は盗まれた!!って分かりやすい理由で下げましたが。USDT問題は「疑惑」ってだけなんですよ。確定していない悪材料なんですよね。たち悪いっすよ。こういうのが一番。